自転車と寝て天然温泉を楽しむ「ホテルグラード新地」
福島県浜通り地域の最北端に位置する新地町。太平洋沿岸を約180kmに渡り繋ぐふくしま浜通りサイクルルートの北側の起点にあたるJR新地駅はゲートウェイとしてサイクリストを歓迎する。そのJR新地駅から徒歩1分の場所にサイクリストウェルカムなホテル「ホテルグラード新地」がある。日頃からサイクリングを楽しむ総支配人の齋藤宏一さんに、地域の魅力やゲートウェイとしての役割についてお話しをお聞きした。
震災後に誕生した新たな観光拠点
風光明媚な太平洋沿岸に整備されたふくしま浜通りサイクルルートの北側の玄関口である新地町。現在、サイクリングをはじめとするアウトドアレジャーを楽しむ拠点として注目を集める。
駅舎から海を望めるJR新地駅。無人改札を出ると、震災以降に整備された綺麗な街並みが広がる中にホテルグラード新地が見える。2019年に開業した、駅から徒歩1分の立地にあるサイクリストウェルカムなホテルだ。敷地内には、宿泊棟だけでなく、天然日帰り温泉「つるしの湯」、さらに食事処「悠」が揃う。ここの総支配人である齋藤さんはサイクリストを歓迎する。
サイクリストが嬉しくなるサービスを展開
「浜通りのサイクリングの拠点として、快適にご利用いただきたいと思っています。サイクリングを楽しんだら天然温泉で疲れを癒し、食事処では浜通りの食でお腹を満たしていただきたいです。温泉施設と食事処は宿泊者以外でもご利用できますので、サイクルラックもご用意しています。このほか、宿泊者向けには屋外 へ施錠付きの自転車保管庫の用意も検討中です」
まず、大切な自転車はホテルのフロントからお部屋にダイレクトにお持ち込みいただけます。グループ利用で必要であれば、フロント前のラウンジにサイクルラックをご用意もできます。また、サイクルステーションとして、メンテナンスができる工具一式、フロアポンプ(空気入れ)もございます」
エントランスから自転車を押して入り、そのままフロントでチェックイン。フロント脇には工具や空気入れと並んで、玄人も納得のロードタイヤやチューブも揃えてる。近隣にスポーツ自転車ショップがないエリアだけに、滞在先のホテルで手に入る安心感は大きい。また、各部屋にドアを固定できるドアストッパーが用意されているところも嬉しい。入室の際、手が塞がりやすくなるがドアストッパーさえあれば自転車を不用に壁等に当てることなくスムーズだ。こういう細かな気遣いがありがたい。
支配人も新地や相馬エリアでサイクリングを楽しむ
齋藤さんは、仕事が休みの日には新地や相馬エリアを中心に40kmほどサイクリングを楽しんでいるサイクリストでもある。休日には、自宅のある相馬市から自転車で新地の鹿狼山の登山口までサイクリングをして、登山口からは山頂までハイキングを楽しんでいる。
「コロナ禍の時、運動不足を感じてスポーツ自転車をはじめたのですが、サイクリングの魅力は風を感じながら景色を楽しめることだと思っています。新地の鹿狼山は絶景登山道として知られています。その登山口までは自転車でアクセスできるのですが、毎回、坂道を頑張って走っています。新地から海沿いを走って、相馬松川浦のシーサイドも好きなルートです。風を切って景色を楽しんで、疲れたら堤防の上で休憩したりします。休日はだいたい25kmほどのサイクリングをマイペースで楽しんでいます。浜通りは信号が少ないだけでなく、舗装が綺麗な道路が多いので、走っていて路面の凹凸を感じずに気持ちよくサイクリングを楽しめると思います」