ふくしま浜通りサイクルルート
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ふくしま浜通りサイクルルート

【vol5】浜通りのサイクリストを全力応援!キーパーソンたち

キーパーソン | ふくしま浜通りサイクルルート
浜通りのど真ん中に誕生
サイクルショップ「TURTLE CYCLE」
富岡を起点に
復興の中心にいる人たちと
交流してほしい
TURTLE CYCLE 代表・野田翔一郎さん

ふくしま浜通りサイクルルートの北端のゲートウェイである新地から南に約65km。南端のいわき駅からは北に40km少々。浜通りのちょうど中間に位置する富岡町のサイクルショップ「タートルサイクル」。代表の野田翔一郎さんは、2024年に富岡町に家族で移住。海を一望できる丘の上に建つ、コンクリートと木材を調和したスタイリッシュなショップをオープンさせた。店長である川崎隼輔さんとともに、浜通りサイクリングの魅力を広めていく。今回、ショップ開業までの経緯やサービス内容、地域の魅力についてお二人にお聞きした。

福島第一原発から10kmの距離で始める自転車ショップ

富岡の海岸沿いを走るふくしま浜通りサイクルルートを見下ろす好立地にあるタートルサイクル。 JR富岡駅前から坂道を上って5分ほどで到着する。店内には、100万円を超すロードバイクからお手頃な入門モデル、さらにクロスバイク、キッズバイクまで並ぶ。他にも人気のサイクルアパレルブランドも取り揃える。 「タートルサイクルは、自転車やアパレルの販売や修理、メンテナンスを行うスポーツ自転車ショップです。ショップから北に10kmほどの場所に福島第一原発があり、震災以降、この地域にはサイクルショップが一軒もなかった特異な地域です。小売店としてだけでなく、浜通りをサイクリングで訪れる人が集まるコミュニティの場にしたいと考えています」(野田さん) 野田さん自身は、600kmブルベも達成したことがあるロングライド派で、自転車のカルチャーも大事にするサイクリストだ。大手外資系コンサル会社勤めをしていた2016年ごろ、通勤のために自転車を買ったことがスポーツ自転車との出会いだった。当時は、スーツに似合う自転車として、クロモリバイクのラレーを手にした。
青空と青い海に映えるタートルサイクル
ビアンキをはじめとする完成車、アパレルもラインナップする
自転車をディスプレイするスタイリッシュな店内

店長は富岡へ移住した川チュンさん

野田代表と共に店舗に立つのが川崎隼輔店長。全国規模の自転車チェーン店勤務を経て、中古車販売会社ビチアモーレでの経験を生かし、タートルサイクル店長に就いた。ビチアモーレ時代には、同社のYouTubeの顔として、“川チュン”の愛称で親しまれ、彼を知るサイクリストは多い。川崎さんも、野田さんと同じく富岡町へ移住した。
野田さんと川崎さんがタッグを組んでお店を経営する
「タートルサイクルではメカニックとしてはもちろん、お客さんの相談役としてありたいと思います。浜通りは南北に広いですが、ゲートウェイとしては北側の新地駅と、南側のいわき駅があるので、ちょうど中間地点にあるタートルサイクルが、新たな玄関口を担えればと考えています。更衣室やトイレもありますので、お店を起点にサイクリングをお楽しみいただけると思います」(川崎さん)
プロフェッショナルな工具を揃えるメカニックスペース
15年近いメカニックとしてのキャリアを持つ川崎店長
野田さんとは異なり、川崎さんは、自転車競技の実業団登録もするアマチュアレーサーであり、2025年のツール・ド・ふくしまのロードレースも完走。冬にはシクロクロス競技にも積極的に挑戦するなどスポーツ自転車を楽しんでいる。2010年頃、自転車日本1周をしていた兄の自転車を借りて、スポーツ自転車のノウハウもない中、当時住んでいた千葉県1周にチャレンジ。途中トラブルもありながらも単独で420kmを走り切った強烈な体験が、自転車の世界へと引き込んだ。
絶景シーサイドサイクリングを楽しめる富岡の浜街道

お店がない浜通りを不安いっぱいな気持ちで走った体験

3年前には何もなかった富岡の更地に、野田代表と川崎店長によるサイクルショップが誕生し、ふくしま浜通りサイクルルートのゲートウェイとしても急速に動き出している。JR富岡駅から近い立地を活かして、現在レンタサイクルの整備を進めている。今後は、本格的なサイクリストだけでなく、手ぶらで訪れた方が気軽に観光サイクリングを楽しめるようにもなる予定。

ところで、なぜ富岡町にサイクルショップの開業を決めたのか。野田さんは、大手外資系コンサル会社員だった2017年から被災地復興事業に携わる中で、浜通りとの縁を深めていった。「被災した会社の支援などをする中で、浜通りの知り合いが増えていきました。特に富岡はじめ原発周辺の地域の方々は、ものすごいアクティブで主体的な方が多くて面白いと感じています。私も、原発事故によって一度ゼロになってしまった街で、何か新しい文化を作っていきたいと思うようになりました。2022年夏に、東京から富岡へ自転車でロングライドをした時、道中に飲食店はないし、自転車ショップもなかった。真っ暗な中で自転車が故障したらどうなるんだろうという不安いっぱいな気持ちで走っていました。あの体験が被災地にサイクルショップを立ち上げる想いを強くしたのだと思います」(野田さん)

そして、いくつか候補地がある中で、富岡に移住し、そこでお店の開業を決めた理由については次のように話す。
「やはり海が近くて、高台からの見晴らしがよい場所があったからです。駅からも近いことも魅力です。このロケーションの中で家族と暮らし、サイクルショップを始めたいと。当時は、福島県が整備を進めるサイクルルートの存在も知りませんでしたので、ルートが目と鼻の先を通っているのは偶然だったんです(笑)」とのこと。

店内から海を望めるロケーション

富岡発でサイクリングルートの設計の自由度が高まる

ショップの目の前の道は海へと続く

ふくしま浜通りサイクルルートは、いわきから新地まで178kmもある。タートルサイクルがその中間地点にある価値について、野田さんは次のように説明する。「いわきや新地から、富岡、大熊、双葉、浪江などのエリアへ初心者がサイクリングするには、少し距離があります。そこで、富岡を拠点にすれば10km~30kmほどの距離で、復興の中心地をじっくり巡ることができるようになります。サイクリングルート設計の自由度が広がると感じています。東京から常磐線を使って輪行で富岡まで来れば、駅前からシーサイドサイクリングを楽しめます。更衣室もありますので、お店を拠点に楽しんでもらってもよいです。原発事故からの復興を進める地域を富岡発のサイクリングを通して感じてもらいたいです。帰りは小高駅や浪江駅などから輪行で戻ってくるようなワンウェイルートもおすすめです。そして、今後レンタサイクルが整備できれば、手ぶらで来て観光サイクリングを楽しめるようになります」(野田さん)

今、富岡町はお酒と芸術も注目されている。富岡駅前の人気スポットであるレストランを併設する「とみおかワイナリー」、そして日本を代表する現代美術家として知られる宮島達男さんの美術館も誕生する(2027年竣工予定)。芸術とサイクリング、そしてワインを楽しんだあとは電車で帰るというような高尚な楽しみ方もおすすめだ。川崎さんも、2025年秋に富岡へ移住後は、浜通りの多くの道を走ってきた。
「海沿いに整備されたふくしま浜通りサイクルルートは、クルマ通りも信号も少なく本当に走りやすいです。海側だけでなく、阿武隈高地を巡るルートも好きです。富岡の夜の森から川内村へ向かうヒルクライムルートやアップダウンが続く山麓線はよく走っています」(川崎さん)

2025年10月25日にオープン。野田代表と川崎店長が新たな一歩を踏み出した

エネルギッシュでポジテイブな地元の方々との会話

そして、野田さんと川崎さんのふたりが口を揃えておすすめするのが、地元の人との交流だ。 「原発事故からの復興の様子に少しでも興味がある方には、ぜひ自転車で隅々まで感じてもらいです。復興の現状と日本の未来を正しく理解できる地域だと感じています。そしてこの地域に住む方々は、なんとなく住んでいる人がいないので、全員がエネルギッシュに活動されています。サイクリングの途中でぜひ地域の方と交流してもらいたいです。面白い話が聞けるはずです」。そのように川崎さんが話せば、野田さんも、「考えがネガティブな人がおらず、みんな明るくてポジティブ。原発事故によって一度人がいなくなった地域で、再び未来に向けて歩んでいる人たちの話を聞いてみてください。この地域に対する新たな考えが生まれると思います」と、サイクリングを通じで出会う地元で生きる人たちとの交流を願っている。
敷地内には洗車場も設けている
プロジェクターで投影しカタログだけではわからないサイジングを確認できる
タートル=かめ。ショップネームには、本気度の高いサイクリストだけでなくゆるく楽しむ人も受け入れるという野田さんの想いが詰まっている。タートルサイクルを運営する親会社の Rabbit &Turtleは、今後 Rabbit側のプロジェクトとして、より快適なサイクリングを実現するための本格的なフィッティングマシンを導入したRABBIT LABの新設を進める。さらに、サイクリストたちが集い休憩できるカフェなど拡充を予定するなど、ふくしま浜通りサイクルルートの真ん中から新たな風を吹き込んでいく。

RABBIT & TURTLE

https://r-and-t.jp/
  • @r-and-t.youtube
  • @rabbitturtlebicycle
  • @rabbit_turtle_bicycle
キーパーソン | ふくしま浜通りサイクルルート
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